全身を使う新体操は女の子の習い事で人気を集めている習い事のひとつです。
新体操を検討されている親御さんの中にはクラシックバレエと迷われている方も多いのではないでしょうか?
新体操は「スポーツ」でバレエは「芸術」だそうです。
スポーツは競技があり勝敗がありますし、芸術はどこまでも突き詰めて高めていくことができると思います。
新体操の基本動作の中にはバレエの要素が含まれているため、新体操選手になりたい本気の子は両方とも習いに行くという選択もあります。
それぞれに良さがありますので、どちらが自分のお子さんに合っているのかなど見極める必要がありますね。
今回は私が娘を幼稚園の年中さんからほぼ5年間習わせた経験から感じた事や情報をお伝えしていきたいと思います。
新体操といえば、日本代表フェアリージャパンを思い出す人も多いですよね。
あの柔軟で華麗な動きはだれでも魅了されてしまいます♪
そんな新体操ですが、実は新体操は女子だけではなく「男子競技」もあるんです。
男子のアクロバティックな動きはカッコよく、女子とはまた違った魅力があります。
私は娘が習い始めてから男子競技があること知り、初めて演技を見たときは感動しました。
戦闘キャラクターのような雰囲気があり、男の子も虜になるのでは!
残念ながら我が家は女の子なので、女子の新体操の情報になりますが今からご紹介する内容が少しでも参考になればうれしいです。
Contents
子供の習い事 新体操のメリットとデメリットは?
出来る事なら、習い事を始める前にメリットとデメリットを理解し納得した上で挑戦させたいですよね。
では、私が思うメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。
メリット①柔軟性やバランス感覚が身につく
どの子も日々の少しの努力で柔軟な身体に変身できちゃいますよ!
カチコチの私には羨ましいほどです(^^)
手具を使いながらの動きは手先も器用になり、バランス感覚も養われます。
また、音楽に合わせて踊る事でリズム感も身に付きますね。
メリット②自己肯定がアップする
もっと上手くなりたい!と思う向上心やチャレンジ精神、やりたい技が出来た時の達成感が自信に繋がり自己肯定感がアップしますっ!
メリット③仲間が出来る
個人競技もありますが、練習などはみんなで集まり行います。
一緒に頑張る仲間の存在は大きく、良き友であり、良きライバルになります。
メリット④普段できない貴重な体験ができる
ほとんどの教室は発表会が年に1回はあるかと思います。
大勢の人達が見守る中、舞台に立って自分を披露する機会はなかなか貴重な体験ですよね。
とても緊張をしますが度胸が付き、いい経験と思い出になります。
また、可愛いレオタードを着れる機会なのでモチベーションも上がりますよ。
メリット⑤自分の得意が増える
先ほどの、自己肯定アップにもつながりますが、基本練習はストレッチから始まり、開脚やブリッジ、逆立ちや側転など行うため周りのお友達が出来ない事が出来るようになります♪
体育や放課の時間に話題にでて披露する機会があるかも?
娘は学校で披露してみんなにすごい!と言われてちょっと鼻高々だったみたいですよ。
デメリット①思ったより費用がかかる
月謝の他、手具、練習着、発表会の参加料、発表会用レオタード、合宿代など。
上達して選手コースになれば試合の参加料、遠征代、追加練習代も必要になります。
手具は子供の成長に応じてサイズが変わり、買い替えが必要になる場合もあります。
デメリット②自主練習のサポートが必要
教室によるとは思いますが、娘の教室は週に1回の練習でしたので必要な柔軟性を身に着けるのは難しい所です。
なので、先生からもストレッチは毎日行うよう指示がありました。
今日はやる気がなさそうだな・・・という子供にストレッチをやるよう促したり、逆立ちのサポートをするのは少し負担になったことも(-_-;)
デメリット③送迎が必要
これは通うお教室の場所にもよるかと思います。
毎週の事ですから、できるだけ自宅から近いお教室をお勧めします。
また、子供が小さければレッスン中にずっと見守る必要があるかもしれません。
うちの子はママが離れると不安がるのでずっとそばで見守っていました。
デメリット④親のお手伝いが必要な場合もある
特に発表会準備や裏方スタッフで呼ばれる事もあります。
チケットもぎり、パンフレット配り、会場の飾りつけ、講演中の待ち状態の子供たちのお世話などなど。
年に1度の晴れ舞台ですので、子供と一緒に楽しんでお手伝いしましょう!
ただ、お仕事などで忙しい方や下の子のお世話で大変な方もいますよね。
娘の教室では強制ではなかったので、出来る方がやるというスタンスでした。
後は、衣装にビーズをつけるなどのちょっとした裁縫をする事も。
習い始めた当初は手具を入れる袋を手作りしました。
買うと結構なお値段がするので、手芸店で娘の好きな生地を購入し、HPで調べたりしてなんとか作りました♪
子供の習い事 目安の費用と新体操で最初にそろえる道具は?
子供の習い事で新体操を始めるのにあたって、だいたいの費用をお伝えします。
各教室によって違いがありますので詳細は確認してくださいね。
入会金5,000~10,000。月謝は週1で6,000~8,000円前後。
週2で8,000~12,000円前後。発表会15,000円~。合宿代(1泊2日)25,000円~。
手具
競技をする際に使用する道具のことです。
リボン(3,000円前後)、リボンステック(3,000円前後)、フープ(3,000円前後)、ロープ(2,000円ほど)、ボール(3,000円~8,000円ほど)、クラブ(5,000円前後)。
教室によっては初めからすべて揃えなくても大丈夫な場合もあります。
特に幼児ですと手具を使うのはなかな難しいので徐々に購入する教室もあるようです。
ちなみに、娘の教室はクラブ以外は初めに購入しました。
新体操用シューズ
つま先だけがカバーされているハーフシューズ(3,000円前後)です。
裸足で履くので、結構すぐに汚れや匂いが気になります。
成長期の子供はすぐにサイズアウトになるので定期的に買い替えは必要です。
レオタード
娘の教室では、レオタードは発表会で購入して使用しました。
だいたい10,000円ほどです。
普段の練習は教室指定のTシャツ(約3,000円)とショートパンツ(好きな物)でした。
発表会で使用したレオタードを着たい子はそれも可。
娘はなんだか恥ずかしいと言って、発表会の時しか着てくれませんでした。
勿体ない~~~~。
また、レオタードの時は中に肌色のタイツを着用している子もいました。
特に小学校の高学年の子たち。
冬の体育館は寒いのと、開脚の時に気になる(水着で開脚する事をイメージするとちょっと躊躇してしまうのが乙女心ですよね)という理由みたいです。
バッグ、袋類、水筒、
手具を入れるケースや袋。
専門店で販売されていますが、私は手作りしました。
メルカリなどで可愛い手作りの物も出品されていますので、そちらでもいいと思います。
あと、水筒です。
娘の教室は体育館での練習でしたので、冷暖房はありませんでした。
夏場は汗だくですので大きい水筒は必要でした。(ちなみに見守る母親も汗だくです。)
まとめ
いかがでしたか?
たくさんの教室がありますし、先生の方針や指導の仕方もさまざまだと思います。
いつでも笑顔で褒めて伸ばす先生や練習はとても厳しいけどホントは優しい先生や・・・。
また、どこを目指すのかによっても違いますよね。
まずは気になっている教室に見学か体験に行ってみてくださいね!
子供にとっては、どんなことも無駄にはならない、貴重な経験だと思います。
やりたい!という気持ちを大切にしてあげたいですよね。
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