今年、2024年8月28日開催のパリパラリンピック日本代表選手に選ばれた車いすテニス小田凱人選手!
金メダル獲得に期待が集まっています!
彼は2023年の全仏オープンで史上最年少17歳で優勝したすごい経歴の持ち主です。
ルックスの良さやヘアスタイル、イケメン♪と注目されている彼ですが、本当は歩ける?
とも話題になっています。
車椅子生活になぜなってしまったのか?その理由も気になりますよね。
今回は車いすテニス小田凱人は歩ける?また車いす生活の理由なぜなのかも調査してみましたので、最後までご覧くださいね。
Contents
車いすテニス小田凱人は歩ける?
短い距離なら杖を使って歩けるそうです。
手術をした左脚には人口股関節が入っていますし、左腹部の筋肉を太ももに移植もしているため、左半身を支えるのに十分な筋肉がありません。
ただ、筋肉を使わないでいると筋力が落ちてしまうため、普段の生活ではなるべく立って動くように心がけているそうです。
小田凱人のプロフィール
名前:小田凱人(おだときと)
国籍:日本
出身地:愛知県一宮市
生年月日:2006年5月8日(18歳)
身長:175cm
利き手:左
所属:東海理化(2022年4月)
主な実績:車いすテニス 男子シングルス
2023年
・全仏オープン 優勝(史上最年少17歳で達成!)
・ウィンブルドン選手権 優勝
・アジアパラ大会 優勝
2024年
・全豪オープン 優勝
・世界ランキング2位(2024年4月現在)
現在の目標:パリパラリンピックで金メダル獲得!
名前の凱人「ときと」は「凱旋門」から名付けたそうです。
「凱旋」とはどういった意味なのでしょうか?
調べてみると、「戦いに勝って帰る時に奏でる音楽」こと。
という意味でした。
音楽好きのお父さんの影響でギターを弾く趣味もある彼ですが、まさに、今回のパリでのパラリンピックは小田凱人選手にとってとても大事なチャレンジになりそうですね!
車いすテニス小田凱人が車いす生活の理由なぜ?
パワーあふれる小田凱人選手のプレーを見ると、なぜ車いす生活になってしまったのか気になってしまいます。
車いすでの生活を余儀なくされるほどの出来事とはいったい何でしょうか?
事故?けが?病気?
なんと、彼は病気によって車いす生活を送る事になったそうです。
いつから?どんな病気?
小田選手は9歳(小3)の時に骨肉腫という骨にできる悪性腫瘍(癌)を発病しました。
2015年5月の小学3年生になったばかりの頃、利き足である左足に痛みが出たそうです。
靴下も履けないほどの痛みでしたが、大好きな運動会には参加したそうです。
その後、病院へ行くとすぐに入院するようにと医師に言われました。
骨肉腫とは、日本では年間で200人ほどとまれで、特に思春期の10代に発症する事が多いそうです。やや男性に多く、病因は不明。
治療は、手術と化学療法が行なわれます。
小田選手は12時間にも及ぶ手術を受け、9歳の身体に合うオーダーメードの人口股関節が入れられました。
左腹部の筋肉を太ももに移植され、左半身を支えることが出来ず、左右のバランスが取れないため、上手く歩くこともできません。
その為、車いすでの生活が始まりました。
しかし、立って少しの歩行ができるまでに回復できたのは術後の痛みに耐え、懸命にリハビリをやり抜いた彼の努力の成果でしょう。
サッカー選手を目指していた9歳の小田選手は元の様に歩いたり、走る事が出来なくなったと知り、どんなに絶望したか計り知れません。
そんな悲しみと痛みの中、担当医師から退院したら「パラスポーツ」をやってみたらどうか?と薦められて「車いすテニス」の存在を知りました。
特にロンドンパラリンピックで金メダルを獲得した国枝慎吾選手の姿は勇気と目標を与えて貰い、憧れの存在になったそうです。
「国枝さんのように、車いすテニスで世界一になりたい。」
これが、彼の夢になったそうです。
この夢に向かって、辛いリハビリや抗がん剤の治療も成し遂げ、9か月に及ぶ長い入院生活を終えました。
退院後はすぐにラケットを握り、お父さんと一緒に練習を始めたそうです。
現在の病状は?再発は?
退院後も彼を試練が襲いました。
2度にわたり、がんが肺に転移したそうです。
壮絶な闘病生活を送りながらも、車いすテニスを続けてわずか15歳でプロになり、史上最年少17歳で世界ランク1位という偉業を達成しています。
今後も再発する可能性もある為、3か月に1回は検診へ通っているそうです。
現在の生活は?
現在18歳の高校生です。
プロの車いすテニスプレイヤーと勉強を両立する為、通信制高校に進学したそうです。
噂では「N高等学校」ではないかと言われています。
また、世界で活躍するには「英語で自分を表現する事も必要」と先輩から聞き、英語にも力を入れているそうです。
今では通訳の必要はなく、表彰の舞台で堂々と英語でスピーチされています。
ユーモアあるスピーチで笑いも取っています(笑)
この英語力は独学というから驚きですよね!
常に前向きで、努力し続ける小田選手にはもう脱帽です。
おしゃれや、ヘアスタイルにもこだわりがあり、素敵な彼女もいるのだとか。
そんな普段の姿は、青春真っ只中の普通の高校生ですね♪
また、9歳で入れた人口股関節も18歳の身体には合わなくなってきている為、再度交換する手術も必要だそうです。
いつするのかは未定のようですが、手術をすれば、また痛くてつらいリハビリがあります。
その間はテニスをお休みしなければいけないでしょう。
プロとして活躍している彼にとっては不安もあると思いますが、すぐに戻ってきていつもの様なプレーを見せてくれる事でしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は車いすテニス小田凱人選手は歩けるのか?となぜ車いす生活になってしまったのか理由についてを調査しました。
彼の9歳からの人生は想像を超える壮絶なものだったと思います。
しかし、彼は病気の事を「乗り越えるべき壁ではなく、あくまで人生の分岐点だった」と話しています。
さまざまなインタビューで彼の言葉からは、メンタルの強さ 自分の強い信念があり、若干18歳の言葉とは思えません。
大人の私たちも学ぶべき事がたくさんある、素晴らしい選手だと思います。
車いすテニス小田凱人選手は歩ける。
どんなに困難があろうと一歩一歩確実に夢に向かってしっかりと歩いています!
その姿はとてもかっこいいですよね!
彼は「子供たちのヒーローになりたい」とも話していますが、もうすでに「ヒーロー」なのではないかと思います。
今後、ますます活躍するだろう彼をずっと、応援していきたいと思います!
車いすテニス小田凱人選手は歩けるのか?車いす生活の理由なぜかと気になっていた方の参考になれば嬉しいです。
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